働いていたお店が倒産!inシドニー
この頃、ブログの更新が滞ってしまっていました…
というのも、この程働いていた近所の野菜&フルーツショップがなんと倒産!
再びの職探しを余儀なくされ、バタバタしてしまっていました。。。
おかしいな!と思ったのは、こちらのお店が二店舗目を出店してしばらくしてからのこと、共同経営者が退任した当たりから…
オーストラリアでは2週間ごとに給与が支払われるのですが、それが毎回滞納されるようになり、、、どんどん幹部に近い従業員からいなくなって行く。。。
店舗オフィスに立ち寄ると、毎回社長が業者や金融機関からの支払い催促に追われ、もう少し待ってくれと謝罪する姿を目の当たりにするようになり、、、
終いにはレジバイトの私に、毎回セーフティーボックスに入れるはずの売上金を、直接手渡しするよう指示、、、
もうここも時間の問題だと悟りました…
従業員に、給与の支払いはいつかと問われると、毎回明日にはと答えていた社長…
ある日、グループWhat's upに、給与支払滞納に対する謝罪と、金融機関からの借り入れの目処がついたから、うまく行けば来週には給与が振り込めるとの一斉連絡…
そして、金融機関からの返答のあった日、残念ながら融資は下りなかったと、またもや一斉連絡が入りました。。。
最善を尽くすから、もうしばらく待ってほしいと。
その時点で、未納給与は1ヶ月間分…
思えば東京では、商業施設への店舗誘致を行っていた経験上、賃料や人件費を払えず夜逃げ同然で退去する店舗や、倒産する会社も見て来た。
確かに、賃料の高いショッピングセンターで大きな面積を借り、内装を造り込んで初期投資も掛け、しかも在庫を置けない生鮮食品を扱う業態、そして1~2店舗の零細企業であれば、あり得る話しだった。
けど、まさか自分の身に起きるとは思っていなかった…
そのショッキングな連絡が流れたその日、シフトに入っていた私は、その日の自分のレジに入っている売上金が、ちょうど1ヶ月分の給与に少し欠けるぐらいであることを確認。
直接社長に、退職を志願した後、「もらえるはずの給与がもらえないと、支払いが滞って生活出来ないから、今日の売上金を今までの給与としてほしい。」と直談判。
謝罪を受け、売上金を持ち帰ることを了承してもらいました。
という訳で、私の取りっぱぐれはほとんどなし!
ただ、そのまま他のスタッフには給与が支払われることなく、先日そのお店がついに閉店しているところを目の当たりにしたのでした…
その後、Fair Workという、オーストラリアの職場関係裁判所に掛け合っても、全く未納給与の回収目処が立っていないという他のスタッフたち…
私と同じように、学生ビザで週20時間の労働時間で生計を立てていた同僚もいたので、心配でなりません。。。
そして、社長の奥様も日本人…
元気にされているのだろうか?!
そんなシドニーでのサバイバル生活!
こういう地べたを這いつくばるような経験こそ、今まで東京でぬるま湯生活を送ってきた私にとって、自分の力を試され、成長させてくれるものに違いない。
そして元々Mっけがあるからかもだけど、必死に生きるのって、生きてるって実感が沸いて楽しい!
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